
僕は電撃大賞を狙う作家志望でして、小説を本格的に学べる『アミューズメントメディア総合学院』に前々から興味がありました。
ホームページだけでは情報が足りないと思い、資料請求してみた次第です。
資料はアミューズメント(娯楽)を冠した学校に恥じない、好デザインの箱に詰められて到着。
各学科のパンフレット写真が載せられています。

パンフレット等が入っていた箱
一番右下が『小説・シナリオ学科』のパンフレット写真ですが、一つだけシンプルなデザインで浮いてますね。笑
目次
『アミューズメントメディア総合学院』の資料請求で何が送られてくる?
まずは資料請求で何が送られてくるのか、まとめておきます。

郵送されてきた資料
- 『アミューズメントメディア総合学院』のパンフレット(2020年度版)
- 『小説・シナリオ学科』のパンフレット(2020年度版)
- 体験説明会の日程案内(最新版)
- その他(挨拶文、願書、募集要項、SNS案内)
僕の場合は今すぐに入学を考えているわけではないので、『アミューズメントメディア総合学院』全体のパンフレットと『小説・シナリオ学科』のパンフレットを真っ先に拝見しました。
『アミューズメントメディア総合学院』のパンフレット
『アミューズメントメディア総合学院』の歴史や教育方針、実績、そして各科の紹介が載せられています。
流石と言うべきか、中はかなりスタイリッシュなデザインで読んでいて飽きません。
が、希望の学科が決まっているのであれば、特に読んでおきたいのは以下の項目でしょうか。
- 希望学科(小説・シナリオ学科)のページ。
- 校舎や設備の「写真」。
- Q&A
「小説・シナリオ学科」については専用のパンフレットでも詳しく読みますが、『アミューズメントメディア総合学院』のパンフレットでは見開き1ページで情報がまとめられているので、まずはここを読んでおくと良さげです。
校舎や設備の写真も載せられており、これを見るだけでもイメージは脹らみます。
また、『アミューズメントメディア総合学院』はいくつかの校舎に分かれているようなので、その地図も載せられていました。
パンフレット終盤に載せられている「Q&A」では、「入学選考」や「ひとり暮らしへの不安」、「男女比」といった入学を考えるなら気になる内容が丁寧に解説されています。
『小説・シナリオ学科』のパンフレット
で、本命の『小説・シナリオ学科』のパンフレットですが・・・。
結論から言うと、興味がある人はとりあえずでも読んでおくべきといった感想です。
ホームページだけでは不足している情報が詳しく載せられていました。
大まかな内容は以下の通りです。
- プロとしてデビューした卒業生(在学生含む)のインタビュー
- 講師の紹介
- 教育カリキュラム
- バックアップ体勢
- 特別講義・編集部批評会について
- 『アミューズメントメディア総合学院』独自のデビューシステムについて など
プロデビューした先生方のインタビュー
パンフレットによると、『小説・シナリオ学科』からデビューした作品は670冊なんだとか。
その中から数名のインタビューが載せられています。
①ミサギナギ先生(第25回電撃小説大賞”銀賞”を受賞)
一人きりで書いていたのでは、きっと到達できませんでした。
「ミサギナギ先生」インタビュー記事より引用
②矢凪先生(第3回お仕事小説コン”優秀賞”を受賞)
在学中に得ることができたモノは、文章スキルだけではありません。信頼できる先生方や心強い同志たちとの出会い、幅広い知識……それらはみな、かけがえのない人生の糧となりました。
「矢凪先生」インタビュー記事より引用
③水城水城先生(第14回エンターブレインえんため大賞小説部門”優秀賞”を受賞)
デビューはゴールではなく、スタートにしか過ぎません。
〈中略〉
長く険しい創作の道を、それでもなんとか今日まで「プロ」として走り続けてこられたのは、私が学院で得た様々な財産のおかげです。「水城水城先生」インタビュー記事より引用
④氷上慧一先生(ファミ通文庫よりデビュー)
学院で学んだことを突き詰めると、作家は誰かに夢を見せる存在であって、自分が夢を見るための手段ではないという言葉にたどり着きます。
「氷上慧一先生」インタビュー記事より引用
以上4名のインタビュー記事を一部引用させていただきました。
(他にも数名のインタビューが載せられています。)
「やはり甘くはない道のりだなぁ」と感じる一方、実際にデビューされた先生方のインタビューには発破をかけられる思いでした。
講師の紹介
『小説・シナリオ学科』の講師は ”全員現役プロ” だそうです。
パンフレットでは9名の講師の写真や代表作などが紹介されています。
教育カリキュラム
一番気になるカリキュラムについても解説されています。
1年次で基礎を学び、2年次で応用を覚えるようですね。
(アミューズメントメディア総合学院「小説・シナリオ学科」は2年制です。)
【1年次】
- 文章力指導
- 発想心理学・編集者コーチング
- 構成法
- プロット作成
- キャラクター作成
【2年次】
- 描写法
- 世界設定・調査法
- トレンド分析
- 読解力向上
- シナリオ・脚本
プロで在り続けるには地力をつけていくのが大切です。
『小説・シナリオ学科』では2年かけてじっくり学んでいけそうです。
個人的には2年次の「トレンド分析」や「読解力向上」にすごく興味があります。
上記したのは項目のみで、パンフレットにはそれぞれ詳しい説明が載っているので、気になる方は資料請求してみてくださいね。
資料請求は以下のリンク先からどうぞ。
>>アミューズメントメディア総合学院
講義以外でのバックアップ体制
『小説・シナリオ学科』では講義以外の面でも、学生をバックアップしてくれるようです。
具体的には「少人数ゼミ」と「個別指導」について紹介されていました。
【少人数ゼミ】
コミュニケーショの能力の向上が主な目的。
デビュー後、担当編集とのやりとりをスムーズに行えるよう訓練します。
【個別指導】
予約制にて、講師とマンツーマンで「作品指導」や「作品のブラッシュアップ」ができます。
言われてみればデビューしたら編集さんともやり取りが必要なんですよね・・・。
そのあたりの練習ができるのは嬉しいところ。
個人的には志しを同じくする人たちとの「ゼミ」という響きにも惹かれます。
そして、プロ作家の講師によるマンツーマン指導は言うまでもなく魅力的ですよね。
「特別講義」および「編集部批評会」
特別講義にはプロの作家、脚本家、編集者をお招きしているようです。
パンフレットでは『のうりん』や『りゅうおうのおしごと!』の白鳥先生や、新潮文庫nex編集長の高橋さん、『異世界居酒屋「のぶ」』の蝉川先生を過去に招いたと紹介されていました。
(ちなみに高橋さんは、宮部みゆき先生や伊坂幸太郎先生、河野祐先生など、そうそうたる顔ぶれを担当しているそうです。河野祐先生の『いなくなれ、群青』は僕も読んだのですが、とても凄みのある作品でした。)
『アミューズメントメディア総合学院』の独自デビューシステム
『アミューズメントメディア総合学院』は『AMG出版』という独自の出版事業部を設置しているそうです。
よって、在学中にここから出版する道も開けています。(外部の出版社と共同で出版することもあれば、独自のレーベル『AMGブックス』から出版することもあるそうです)
この「学内デビュー」の流れなどもパンフレットで詳しく記載されているので、気になる人はご覧になってみてください。
参考までに、以下は『AMG出版』から書籍化された作品です。(共同出版のものもあります)
まとめ
というわけで、『アミューズメントメディア総合学院』に資料請求して届いたパンフレットの内容をザッとまとめてみました。
もっと詳しく知りたい人や、入学を検討している人は、何はともあれ資料請求なり、体験説明会への参加なりを実行してみてください。
資料請求や体験説明会の申し込みは以下のリンク先から行えます。
>>アミューズメントメディア総合学院
ちなみに、『小説シナリオ学科』は2年制のカリキュラムですが、『ノベルス専科』という「夜間の週一講義を半年間」行うカリキュラムもあります。
こちらは主に働きながら学びたい人が対象のようですが、今回届いた資料の中にはこの『ノベルス専科』の案内も入っていたので、それについてはまた別の記事でまとめたいと思います。
【追記】
『ノベルス専科』の情報もまとめてみましたので、興味のある人はぜひご参考ください!
資料請求後は即メール案内が来て、パンフレットも1週間を待たず届きました。