『ヒロイック・エイジ』の評価&感想。久々に飽きないアニメに出会えました!

葛史エン
ご訪問ありがとうございます。小説家志望の物書きで、当ブログ運営主の葛史エンと申します。
この記事ではアニメ『ヒロイック・エイジ』の感想を、個人的な評価を交えつつ書いていこうと思います。
全26話。久々に時間を忘れて没頭してしまったアニメでした!

『ヒロイック・エイジ』は宇宙を舞台にした壮大なストーリーが魅力。
とにかく1話1話の密度が濃いので、エンディングまで目が離せません。

先の読めない物語の果てにあるラストは感動必至です!

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ざっくりとあらすじ『ヒロイック・エイジ』


SFアニメです。
主人公たちは敵対する種族と戦いながら、戦艦で宇宙を旅します。

「出でよ」”黄金の種族”に応えた4つの種族

『ヒロイック・エイジ』の世界では多種多様な種族が存在するのですが、そのなかで頂点にあるのが”黄金の種族”と呼ばれる者たち。最初に宇宙に進出した種族で、他の種族に対して「出でよ」と呼びかけます。

”黄金の種族”の呼びかけに応え、自力で母星から宇宙進出した種族が4つありました。”黄金の種族”は彼らにそれぞれ、「銀」「青銅」「英雄」そして「鉄」の名を与えます。

”銀の種族”は自らを”黄金の種族”の後継と考え、宇宙を支配しようとしています。

”青銅の種族”は虫のような姿をした生命体で”銀の種族”に従属しており、戦闘時は矢面に立ちます。

”英雄の種族”は破壊的な力を持つものの、生き残っているのは5名のみ。しかもその生き残り全員が他種族の身体と一体化していて、宿主となった者の意志でしか顕現されません。

”鉄の種族”は人類のこと。全種族のなかで最も弱く短命だが、技術開発により宇宙進出を果たします。

主人公は”黄金の種族”に育てられた”鉄の種族”「エイジ」

『ヒロイック・エイジ』の主人公となるのが「エイジ」という少年です。

エイジは赤子のときから”黄金の種族”に育てられました
未来視の力を持つ”黄金の種族”は、エイジを「未来へ至る鍵」と定めています。

故郷は、死に瀕している”惑星オロン”。かつては緑豊かな美しい星でしたが、現在は人がギリギリ住むことのできる荒廃した星となっています。

”黄金の種族”はあるときを境に別次元の宇宙に旅だっているのですが、それ以降エイジはたった一人で生きてきました。
赤子の頃に乗ってきた漂流船のAIを”おかーさん”と呼び、オロンに住む生命体”フートォ”だけを友として成長したエイジ。

そんな境遇のせいか、はたまた”黄金の種族”に育てられたためか、エイジの精神年齢はとても幼く純真で、後に仲間となる”鉄の種族”たちからも当初は「サル」と呼ばれています。

エイジは選ばれし者「ノドス」

エイジの特徴を挙げるとき、「”黄金の種族”に育てられたこと」と比肩するのが「ノドス」であることです。

「ノドス」とは”英雄の種族”をその身に宿した者のことで、自らの意志で”英雄の種族”へ変身することができます。その姿は人型の巨大な怪物といった感じなのですが、たった一体で星を壊してしまうほどの力を秘めています。

現存する「ノドス」は全部で5人
そのうち4人は敵側である”銀の種族”に従属しているため、”鉄の種族”つまり人類に味方する「ノドス」のエイジは強大な戦力を相手取っていく運命なのです。

エイジを迎えに来た宇宙船「アルゴノート」

ここから物語が始まります。

強大な力を有する”銀の種族”と敵対する”鉄の種族”には、力となり導き手となる存在が必要でした。
”黄金の種族”はその存在を示唆しており、それこそがエイジでした。

辺境の惑星にいるエイジは、”鉄の種族”にとっては存在すら不確かなものだったわけですが、信じて探し続けた宇宙船「アルゴノート」はようやくエイジのいる”惑星オロン”に辿り着きます。

もう一人の主人公は王女「ディアネイラ」

「ディアネイラ」は”鉄の種族”の若き王女
エイジと共に「未来への鍵」となる存在です。

”聖女”を体現したような人物で、慈愛と先見に溢れています。

「精神感応」の超能力を持っていて、標なき宇宙に道を見いだしたり、他者の感情を知覚したり、さらには自らの精神体をつくりだす(幽体離脱のイメージです)ことも可能。
この力があってこそ、アルゴノートはエイジのいる”惑星オロン”を探し出すことができました。

「エイジ」と「ディアネイラ」は宇宙の導き手になれるか?

精神感応の能力故に、ディアネイラは男性をが近づくと苦痛を感じてしまいます。
ところがエイジの場合はその幼さや純真さのためか、ディアネイラは苦痛を感じませんでした。

ディアネイラ自身も出会った当初からエイジに絶対の信頼を寄せている節があります。

一方のエイジも、その幼い振る舞いとは裏腹に本質を見抜くような器を持っており、こちらもディアネイラが「導き手」となることを確信していました。

この二人の信頼関係は物語に大きく影響していきます。

『ヒロイック・エイジ』は”銀の種族”と”鉄の種族”の戦い、そこに「ノドス」や「”黄金の種族”の思惑」が絡み合って展開されていきます。

果たして二人の導く宇宙の未来はどのようなものになるのでしょうか?

『ヒロイック・エイジ』の感想と個人的評価(ネタバレなし)

アニメ『蒼穹のファフナー』のスタッフ主体で制作。冲方丁先生も参加!

そもそも僕が『ヒロイックエイジ』を観ようと思ったのは、このアニメのストーリー原案や構成などを冲方丁先生が担当しているからでした。

冲方丁先生は僕が最も尊敬する小説家なので、どんなストーリーや構成になっているのか、勉強の意味合いもあったわけです。
結果、「どうやったらこんな話を思いつく・・・」という物語や設定、テーマのオンパレードでした。

さらに、制作しているのはアニメ『蒼穹のファフナー』のスタッフが主体ということで、SFの世界観も深く鮮やかに表現されています。

全部で26話もあるので当初はゆっくり観るつもりだったのですが、どこを取っても先の気になる展開なので、仕事の後にも関わらず夜遅くまで見入ってしまいました。

それくらいオススメの作品です!

展開が読めない・・・!
当たったのはハッピーエンドなのかバッドエンドなのかだけでした。

僕は勉強の意味もあって、アニメや小説は先を読みながら楽しむのですが、『ヒロイックエイジ』はこれがまったく通用しませんでした。
予想の逆を取られるというよりは「思いつきもしなかった展開」がずっと続きます。

26話もあるのに間延びする回がまったくありません。怒濤の展開で、飽きようがありませんでした。

中盤くらいで、ハッピーエンドかバッドエンドのどちらなのかは分かったのですが、もちろんどんなラストになるかは予測不能でした。

テーマが深く、設定も作り込まれているので漫然と観るとわけがわからなくなる可能性がありますが、一度惹き込まれてしまえば、僕のように寝る間も惜しんで観てしまうはずです。

小説家志望の立場としては、読者(視聴者)の興味を引き続ける展開の勉強にもなりました。
やはり設定や謎を開示するタイミングや演出、そしてストーリーの展開は大事だなという思いです。

創作活動をされている方は、ぜひ勉強も兼ねて視聴してみてください。

『ヒロイックエイジ』には絶対的な敵がいない

敵がいないというよりは、絶対悪がないといった感想でした。

もちろんエイジやディオネイラと敵対する”銀の種族”や”ノドス”はいるのですが、あくまで「主人公たちから見た敵」といった印象です。

というのも敵サイドの状況や心情も丁寧に描写されているので、ついつい感情移入してしまいます。

敵サイドの在り方にも注目してもらいたいです。

このキャラ造形で、こんなにも魅力的になるのか・・・

主人公「エイジ」。
そしてもう一人の主人公(ヒロイン?)「ディアネイラ」。

この二人の性格が印象的です。

エイジは幼く純真な性格ながら、本能的に真理を理解しています。
ディアネイラはとにかく聖人で、汚い部分が一切ありません。

言葉すらたどたどしい少年と、純真無垢な少女。
一歩間違うと薄っぺらい人物に仕上がってしまいそうですが、エイジとディアネイラはとても魅力的です。

彼らの人生、そして世界観などを上手く描いているからこそ、魅力的なキャラに成り得たのだと思いました。

もちろん他のキャラたちも魅力的。

彼らが紡ぐ物語がつまらないはずがないと思わされます。

『ヒロイック・エイジ』の戦闘描写について

戦闘描写そのものに関しては多少のマンネリ感があります。

戦艦は基本的にひたすら光線を放つだけですし、そんなシーンが数え切れないほどあります。
ノドスやオーガン(人型の戦闘兵器)が加わることで多少の色を加えていますが、戦闘描写だけを見れば他にも優れたアニメは多くあります

ただ、『ヒロイック・エイジ』の場合は戦闘ひとつひとつに大きな意味があるので、見ていて飽きることはありません。

何を守ろうとして戦うのか?
戦って得られるものと、失うものは何か?
この人は今、何を思っているのだろう?

そんな疑問が浮かぶように、すべての戦闘シーンで考えられているのには驚嘆です。

26話すべて観てこそのエンディング

詳しくは述べられませんがエンディングは感動必至です。

ラストシーンだけを切りとれば、ある意味ありきたりではあります。
しかし、そこに至るまでの物語を観てきた人にとっては特別な意味があり、感動せずにはいられないはずです。

ぜひ最後の最後まで通して楽しんでいただきたいアニメした。

『ヒロイック・エイジ』おすすめです

久々に心底楽しめたアニメだったので、まだちょっと興奮しています。
こういう作品に触れると自分もこんなものを書きたいと、つい思わされます。

上手く言葉にできないのがもどかしいですが、面白いです。
みなさんもご覧になってみてください!

ちなみに僕は『ヒロイック・エイジ』を『U-NEXT』という動画配信サービスで全話観ました。
『U-NEXT』はアニメ作品豊富で、さらに1.8倍速で視聴も可能なのでアニメを大量に観たい方にはおすすめです。(僕は相当気に入った作品以外は1.8倍速で観ます。『ヒロイック・エイジ』は当倍速でしたが)

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