【水清ければ月宿る。】幸せ絶頂の一司を襲った逃れられぬ不幸・・・。”幸せ”について考えさせられる一作です。

今回は『塩島一司』さん執筆の『水清ければ月宿る。』をご紹介させていただきます。

僕の企画する小説感想サービスでご依頼いただいて拝読したのですが、「濃厚な一人称文体が魅力の、”幸せ”について考えさせられる作品」でした。
純文学寄りの作品ですが、程よい文量に巧くまとめられた作品ですので、じっくりと読んでみていただきたいです。

あらすじ

主人公・水島一司は恋人の大月愛と共に、小豆島を旅行で訪れます。

どこにでもあるような、それでも絵に描いたような幸せを噛みしめる一司は愛と共に過ごす将来へ思いを馳せます。

当たり前のような時間を大切に大切に過ごす二人。
そんな時間がずっと続くと信じて疑わなかったのに、運命は残酷で・・・

運命の分かれ道を眼前に突きつけられた一司が下した決断とは?
そしてそれを聞いた愛の心は?

当たり前が愛おしくなる。
そして ”幸せ”  の在り方を考えずにはいられなくなる。

ラストは感動必至です。

個人的な感想やおすすめポイント

小説において、何気ないシーンを魅力的に書くことほど難しいことはありません。
普段ラノベばかり書いている僕はどうしても戦闘シーンや凝った設定で華やかに書こうとしてしまうわけですが、『水清ければ月宿る。』はひと味違います。

主人公・一司はとにかく理屈っぽい性格の男性。
昼食を選ぶ際にもそれぞれのメリット・デメリットを挙げ尽くし、吟味するほどです。
そんな人物の一人称で語っていくのが、この作品最大の魅力と思いました。

大切な恋人との何気ないデート旅行。
劇的な出来事なんてなくても、ひとつひとつの時間がくれる温かな感情を、これでもかと独特な感性で描いていきます。
文面を見ると、一見長々とモノローグが続いているように見えますが、読んでいくと全然飽きが来ないのだから驚愕です。

特に食事に対する描写が丁寧で魅力的でした。
また、恋人・愛との何気ないやり取りにもほっこりさせられます。

そんな中で訪れる残酷な運命には、思わず一司たちを応戦せずにいられませんでした。

確かな文章力に裏付けられた魅力的な一人称文体。
共感せずにはいられないストーリー展開。
何より二人の旅路を応援せずにはいられなくなる同調性。

自信を持っておすすめしたい作品です。
ぜひ一度読んでみてください。

また、読み終えた後には作者・塩島一司さんが『水清ければ月宿る。』という美しいタイトルに込めた想いを推し量ってみていただきたいと思います。

感想をご依頼くださった塩島一司さん、この度は素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!

>>『水清ければ月宿る。』はこちらから

PS.
今後も『ココナラ』での「小説感想サービス」は継続予定ですので、小説書きのみなさま、よろしければご依頼下さい。
オプションにて今回のように当ブログで紹介記事も書かせていただきますのでぜひどうぞ。
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【小説の感想が欲しい人へ】作家志望がお書きします【ブログ上での宣伝アリ】

2018.06.16

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