《緋衣箒さんの小説感想サービス》褒めて伸ばすがモットー! 指摘も鋭い!

葛史エン

僕が立ち上げコンサルをさせて頂いた、緋衣箒さんの小説感想サービスをご紹介しようと思います!
熱心に読み込んでくれたことが窺える2千字オーバーの「感想サンプル」も全文載せますので、緋衣箒さんに感想を書いて欲しいと思った人はぜひ依頼してみてください。

>>緋衣箒さんへの感想依頼はコチラから

小説感想サービスの概要

サービスの販売はココナラというサイト上で行っています。
画像のようにテキストチャットでやり取りしながら、感想の依頼や、質問・相談を行うことができます▼

トークルームでの会話

皆さんの小説を読み、濃密な感想文を直接お渡しするサービスになります。
web公開されている小説はもちろん、添付ファイルでもお受けできますので新人賞向けの小説等にもご利用下さい!

緋衣箒さんはご自身でも小説を書いてらして、執筆歴は10年以上とのことです。
現在はプロを目指しているそうで、読者視点にとどまらず書き手視点からのアドバイスも期待出来ます。

緋衣箒さんのサービス
  • 「良い点や気に入った点」「気になる点」をそれぞれ挙げてくる。
  • 他にも重点的に見て欲しい点があれば受付可。
  • 感想の納品後は質問や相談を納得いくまで受け付け。
  • 価格は5万字まで1,500円。(何件か売れたら値上げ予定)
  • 感想文は2,000字〜3,000字。(後ほどサンプルを載せます)

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緋衣箒さんの感想文サンプル

感想サンプルは2つありますので、順番に載せていきます。

感想サンプル①

ツイッター上で募集した小説に、サンプルとして感想を書いて頂きました。

読んで頂いた小説はRYOさんの『林檎の木に桜の花が咲く頃に 上編』です。

感想の依頼内容は「主人公が書いた文をそのまま作品にしている特殊な展開なので、ストーリーや感動シーンについての感想がほしいです!」というものでした。

以下が実際に書いて頂いた感想全文になります!

まず、全体の感想としてはプロローグとエピローグに関しては難解ながら考察のし甲斐があり面白かったですし、本編は切なくも優しいストーリーですらすら読めました。
上編のプロローグで本編は私小説であるということがはっきりとわかり、話に入り込みやすかったですし、二人の人物による私小説を組み込んだ構成は面白く、固くなりすぎない文章で読みやすかったです。下編は特にカナという少女の視点で生き生きと描かれていて感情移入しやすかったです。
ヒューマンドラマというジャンルのとおり、主人公ヒロムの短い余命を軸にして登場人物たちが描く人間ドラマには心を打たれました。特にヒロムとカナの交流が読んでいて微笑ましかったです。

個人的に好きな点は以下のとおりです。
・上編プロローグの描写
しんとした空間にタイピング音だけが響いている静謐な空気感が素敵です。命の終わりを前にしたしんとしたイメージが湧きました。
・散りばめられた詩的な表現
「紫外線の束を放つ眩しい球体」等、何度も読みたくなるような素敵な表現がありました。とても好みです。
・「水滴」のくだり
好きです! ヒロムの小説家ゆえか人間を冷徹に観察する性質が現れていて、ため息が出ました。
・下編でカナが俗っぽく、人間らしくなっていく変化
病院での無垢な天使のような様子から三年を経て年頃の少女らしく変化しているのが、病院という檻から出られたこと、そして成長を感じられて良かったです。
・カナの友人のキャラクター
みーちゃんとサクラがいい味出してます。
・遠山ミートの再登場
こういうの好きです! 伏線の回収は読んでいて気持ちがいいです。

次に、個人的に気になった点とその詳細です。
・誤字脱字、言葉の誤用
全体として読みやすい文章でしたが、誤字等でひっかかりを覚え、スムーズに読めない箇所がありました。誤字としては「凶器的な作品」、脱字としては「情を燃やす」、言葉の誤用としては「煮えたぎらない表情/私」、「表札」、「年が越えた」、「さぞかし嬉しそうであった」等が見受けられました。
・同じ文の繰り返し
上編プロローグに「もうすぐ人工呼吸器をつけなければならなくなるらしい」という文が2回ありました。
・前後のつながりが見えづらい箇所
上編のカズキの娘について言及したところで、「……私にもそんな時があったなんてにわかには信じがたいものである。」とありますが、理由が述べられないため唐突に感じられます。たとえばここにヒロムの幼少期の体験(実の両親との別れ)が続くと理由付けができ、ヒロムの家庭環境についてもスムーズに説明ができるのではないかと思います。
・不明点
①ヒロムは幼少期交番の前に置き去りにされて、そのまま保護され里親の元へ行ったのか、祖父母の生死を知っているということは実の両親と話す機会があったのか、というところが気になりました。
②ヒロムの年齢が明確に示されていないのと、性別がカナに「おじさん」と呼ばれるまで記述がないため、他の登場人物に比べて人物像が描きにくかったです。
・「彼」
ヒロムがカズキのことを「彼」と呼称しているのはわかるのですが、カズキが久しぶりに文中に登場する際、「彼」だけではわかりづらかったです。「マネージャーの彼」とすると伝わりやすいかもしれません。
・「彼女」
ヒロムが看護師にカナのことを聞くシーンで、「彼女のほうから彼女のことについて話し始めた」という文において二つ目の「彼女」が看護師とカナどちらを指しているのかがわからなかったです。
・さらっとしすぎた箇所
「私はいたって冷静だった。それは……」の二文で、「冷静だった」と言いながら普段通りにできない、冷静でない行動を取ってしまうヒロムの姿が描かれていますが、さらっと流されているため「自分は冷静だと思い込もうとしつつも冷静でいられていない」ように感じにくかったです。
・過程の描写が欲しかった箇所
①ヒロムが美島父娘のことを「探ってみるか」と考えるまでの過程
②カナの母親がカナを自分の娘だと断定するまでの過程
以上の過程の描写がないため、やや唐突な印象を受けました。先にそこに行きつくまでの描写があるとより良いかもしれません。
・ヒロムの口調
遠山ミートのシーンでカズキとともに「やっぱうめえ~!」と言うシーンがありますが、そこだけヒロムの口調から浮いている印象があります。学生時代はそういう口調だったのでしょうか。
同じく両親に会いに行った際、地の文で両親を「あんたたち」と呼称しているのもやや粗雑に感じられました。「あなたたち」だとやわらかく感じられるかもしれません。
・カナの涙
上編でカナが母親の真実を知ってヒロムと話すシーンで、カナが泣き出す描写がなく泣き止む描写があります。泣きだす描写があるとスムーズに読めると思います。
・小説研究部
カナとサクラ二人のシーンで場として登場するだけで部活のシーンは描写されていないため、活動内容の詳しい記述が生かされていないように感じ、もったいなく思いました。
・「バカンス」
上編で何度か言及されたものの、下編では登場しなかったのでどうなったのだろうと気になりました。

最後に、ご依頼にあったストーリーと感動シーンについてです。
・ストーリー
プロローグの主人公夫婦に起きた悲劇から始まり、本編では燻っていた小説家が重い病による余命宣告という悲劇に見舞われるものの、それがきっかけで自分の小説を好いてくれる病気の少女と出会い、友人や家族からの愛を噛み締めて少女に未来への希望を託して死んでいき、その体験を書いた私小説はベストセラーとなり少女は小説家の想いを継いで病を克服し、私小説の続きを書き上げて未来へ歩いていくという二部構成の私小説、そしてエピローグではプロローグとは異なった世界での幸せが描かれる……という、複雑な箱の中に透明な悲しみと暖かな光が閉じ込められたような物語でした。
本編のヒロムとカナが小説によって出会い交流を深めていくという、ドラマチックな設定はとても素敵です。ヒロムのマネージャーであり親友でもあるカズキの存在も大きく、遠山ミートのおばさん等全ての登場人物がストーリーにかちりと組み込まれているところは読んでいて気持ちが良かったです。カナの母親がなぜ「バベルの城」を美島父娘に残したのかは気になるところです。
上編のドラマチックさに比べ、下編は日常がメインで、平和な印象を受けました。
本編とはがらりと雰囲気の異なるプロローグとエピローグには混乱させられました。感想を書いている今も謎は深まるばかりです。プロローグとエピローグはパラレルなのか。エピローグの「男」は誰なのか。気になるところは多々ありますが、この混乱を作者様が意図しているのだとしたら、まんまとしてやられたという気持ちで、面白いものを読ませてもらったという読後感です。単純な感動ものでは終わらせない、物語としての面白さを感じました。
・感動シーン
作品の見せ場となる感動シーンが本編に何ヵ所かあり、定期的に盛り上がりがあるのは良かったです。ヒロムとカナ、それぞれの家族愛や友情を感じられる素敵なシーンの数々でした。
ストーリーとしては素晴らしいのですが、描写で気になった点がありました。
特に上編は地の文がヒロム視点の淡々とした描写で構成されているので、感情の起伏を感じにくかったです。たとえば、登場人物の動作で感情を表すといいかもしれません。またヒロムやカナの動作や心理描写が少なくなりがちなのも起伏に乏しい原因かもしれませんので、よければご一考くださいませ。
また長台詞について、意味は通っているのですが長さゆえに目が滑ってしまいます。たとえば目立たせたい文の前などで一度台詞を切り「彼はそこで一度言葉を切り、」等の地の文を間に挟むなどすると、テンポが良くなるかもしれません。

総括です。文章にやや粗はありますが、家族愛や友情、人と人の縁が丁寧に描かれていて、切なくも美しい物語でした。登場人物一人ひとりが生き生きと描かれていて読んでいて楽しかったです。プロローグとエピローグは本編に絡めて考察要素があり面白かったです。
素敵な小説を読ませていただき、ありがとうございました。

かなりのボリュームですね・・・!

内容もしっかり読み込んでいないと書けないもので、これだけの感想が貰えるのは作者冥利に尽きるのではないでしょうか?

良い点はもちろん、気になる点もしっかりと書いて頂けるので今後の参考にもなりますね。

サンプル②

こちらもツイッター上で募集した小説に、サンプルとして感想を書いて頂きました。

読んで頂いた小説は、にっしーさんの『魔法探偵団』

感想の依頼内容は「3人の愉快な仲間が最底辺から成り上がりをする物語です。キャラ同士の掛け合い、またストーリー等の感想を希望します」でした。

以下が実際に書いて頂いた感想全文になります!

『魔法探偵団』第一期を拝読しました。

〈全体の感想〉
まず作品全体の感想ですが、テンション高めなヒロイック・ファンタジーといった印象を受けました。序盤はレンたち魔法探偵団の賑やかな冒険活劇といった雰囲気で始まり、シロウとカレンという仲間が増え、そして世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくというドラマチックな展開が印象的でした。
登場キャラクターが多いなか、キャラクターそれぞれが個性を出しながら活躍しているのは凄いと思います。
設定に関してはレンの生家を巡る因縁にどきどきさせられ、惹きつけられました。
またキャラクターの心理描写をストレートかつ丁寧にしようとしているところは良いと思います。

〈個人的に好きなところ〉
個人的に好きなところは、なんといっても魅力的なキャラクターたちですね。メインの三人について感じたことを書かせていただきます。

・レン
良くも悪くも主人公気質な魔法探偵団のリーダー。優しく苦労人らしい性格がうかがえました。ツッコミ役としては少々弱い気もしますが、それも優しさゆえでしょうか。家族思いでお姉ちゃんっ子なところが可愛いと思います。
色々と事情を抱えているようですが、これからどうそれらと向き合っていくのか気になります。彼の目的が何なのかも気になるところです。

・シロウ
お調子者の剣術遣い。旅の途中で見せる絶望的なまでの体力のなさと、いざ戦闘になったときの出鱈目な強さのギャップが印象的でした。持久力がないのでしょうか?
彼のテンションの高さが作品の明るい雰囲気を作り出していると思います。強大な敵との戦いを経てこれからどう成長していくのかが楽しみです。

・カレン
強気で高飛車な炎使いの魔導士。愚直なくらいの正義感の強さが魅力的です。シロウへとのやり取りが好きです。
強大な相手を前に見せる人間らしい弱さと、それでも負けたくない、負けないという意志の強さが印象的でした。

〈個人的に気になったところ〉
以下、個人的に気になったところです。

・誤字脱字が多く見受けられました。

・句点の打ち忘れが数か所見受けられました。

・第一話内「三日も食わずは」の「食わず」という表現が気になりました。「飲まず食わず」とすれば意味が通ると思います。「水は飲んでいるが食事を摂っていない」という意味であるなら、たとえば「三日も何も食べていないのは」としたほうがスムーズに読めるかもしれません。

・キャラクターの年齢が明記されていないため、いまいち人物像が描きにくかったです。

・全体的に誰のセリフ、行動なのかわかりづらい箇所が多かったです。とくにキャラクターが増える中盤以降ではどのキャラクターのセリフ、行動なのかわからず、読みにくさを感じる箇所がありました。

・視点がブレていて読みづらいです。レン視点のシーンでも地の文に「レン」が登場しています。視点に気を付けて書くとより読みやすくなると思います。

〈キャラ同士の掛け合いについて〉
ご依頼にあったキャラ同士の掛け合いについて、感じたことをまとめました。

・キャラクターの多さに比例してセリフも多い作品ですが、誰のセリフかわかりづらい部分以外は読みやすく、テンポのいい掛け合いになっていて素晴らしいと思います。個人的にシロウとカレンの掛け合いが好きです。

・中盤以降、個性豊かな他のキャラクターたちにレンが食われ気味になっているなと感じました。

・シロウが終盤で急に下ネタ発言をするので「路線変更か」と驚きました。下ネタ発言をさせるならさせるで、序盤からさせるといいかもしれません。

〈ストーリーについて〉
もう一つご依頼にあったストーリーについてです。

・地位を失い一人旅をしていた主人公がシロウとカレンという仲間と出会い、巨悪に立ち向かっていく再起の物語といった印象を受けました。

・八話まではレン(たち)が悪魔がらみの依頼を受け、それを解決するというわかりやすいパターンで展開されており、読みやすかったです。そのぶん九話からの怒涛の展開がやや駆け足に感じられました。

・タイトルにもなっている「魔法探偵」ですが、何なのか言及されないためわかりませんでした。

・レンがシロウやカレンに心を開くのが、それまでの不遇を考えるとやや簡単すぎるように感じられます。ストーリー開始時の魔法協会を、世を恨んでいそうな悲壮感がすぐに消えたのも違和感がありました。

・八話でレン、シロウ、カレンの三人が揃い魔法探偵団としてパーティーを組んですぐに九話以降の怒涛の展開だったため、三人の仲間としての深まりが今一つ見えないまま魔法協会との対決に進んでしまっているように感じました。たとえば対魔法協会前にもう1つ依頼をこなして三人の絆を強めれば、終盤の仲間としての絆を見せるシーンがより感動的になるかもしれません。

・シロウの強さについてレンが何度か「勝てないかも」といった趣旨の感想を抱いており、レンが自身の強さに自信を持てない描写がなされていますが、それを消化しないままだったため、終盤でレンの発揮した強さが不思議に感じられました。

・レンの正体について、それまで一切伏線がないため唐突に感じられました。設定自体は面白いので、伏線があればそれが明らかになるシーンをもっと効果的に演出できると思います。

・みんなで力を合わせてボスを倒すという展開や、意外なあの人が実は……!? という伏線の生かされた箇所は読んでいてわくわくして、楽しかったです。

〈まとめ〉
一筋縄ではいかないストーリーや迫力ある戦闘シーン、仲間との絆、家族愛など、見所がたくさんある作品だと感じました。魅力的なキャラクターがたくさん出てきて、それぞれにフォーカスした話も読んでみたいと思わせる素敵なキャラクターたちでした。
まだ粗削りな部分もありますが、きらりと光る文章もあり、読んでいて楽しい作品でした。魔法探偵団の三人がこれからどう成り上がっていくのか、散りばめられた伏線はどうなるのか、続きが気になります。
最後になりますが、素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。

緋衣箒

ご覧のように依頼に応じて感想内容も変えて頂けます!
書き手ならではの感想は、良い点・気になった点どちらも今後に活きるはずです。

おわりに

ということで今回は緋衣箒さんの小説感想サービスを紹介させて頂きました。

感想のボリュームはサンプルを読んで頂ければ明らかですし、実際にやり取りしてみて、お人柄も素敵な方でした。

今なら基本料金1,500円で依頼可能ですので、気になった方はぜひココナラでの販売ページもご覧になってみてくださいね!

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