【Kindleは読みにくい?】小説書きがお勧めするキンドル活用法!

読書は断然紙派だった僕ですが、最近になってKindleを使うようになりました。
利点も欠点も感じていますが、総合的には「Kindle、かなり使えるのでは?」という感想です。

僕は自分でも小説を書くので、読書は勉強も兼ねた深い読み方をしています。
そんな僕がお勧めするKindleの活用法を今回ご紹介したいと思います!

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Kindleで小説を読む3つのデメリット

いきなりデメリットかよとお思いかもしれませんが、最近まで紙派の読書家だった僕としてはKindleのデメリットを挙げておかねばと思う次第です。

3つのデメリットがあります。

  • 紙の本に慣れた人には味気ない
  • パラパラとページをめくって検索することができない(←個人的には一番のデメリットです)
  • 紙の本と値段は変わらないのに形として残らない

1.紙の本に慣れた人には味気ない

紙の本を読むことに慣れた人にとって、画面で読書するのは違和感があるものです。
僕自身、紙の本のページをめくる感触や、残りのページが段々と減ってきてラストに向かっている感じは未だに大好きです。

Kindleでページをめくるには画面や端末のタッチになるし、読書の進捗は%表示されますが数字だけでの表記はどこか味気ありません。
加えて、紙の質感が感じられない画面は何だかなぁという人も少なくないはずです。

ただ、長く使っていると愛着も湧いてくるもので、僕も今ではKindleでの読書も悪くないなと感じています。

僕は現在、Kindleと紙の本のハイブリッドで読書生活を送っていますが、Kindleも使い慣れると便利な面がたくさんあります。
この記事を読んで興味を惹かれた紙の本派のみなさんにも、ぜひお試し頂けたら嬉しいです!

2.パラパラとページをめくって検索することができない

僕が長年紙の本にこだわってきた最大の理由がこれです。

電子書籍ってピンポイントでページ移動はできるものの、本みたいにペラペラめくりながら行ったり来たりすることが出来ないんですよね・・・。

「読書は道なりに進むのみ!」という人には無用の要素ですが、僕のように「あのシーンを読み返したい・・・」みたいな事が頻繁に起こる人間には致命的です。

とはいえこの欠点に関しては、後ほど挙げる「Kindleのマーカー機能」である程度解消されますので、僕と同じくこれを欠点と感じていた方はご参考下さいね。

3.紙の本と値段は変わらないのに形として残らない

僕はあまり気にしていませんでしたが、これが気に入らないという人も多いようです。

確かにKindle本は紙の本と同等か、多少割安になっている程度です。
「資源不要の電子媒体でなぜ?」という気持ちは大いに理解出来ます。

でも誤解を恐れずに言うなら、小説は読まれるために生まれてきて、楽しんで読んでもらうことに価値があると思っているので、形として残るかどうかは問題ではないのではと個人的に思います。

もちろん、本としての形を成すために尽力して下さっている皆様や、運送業者さんや書店員さんに敬意を欠くことはあり得ませんが、一読者と小説の書き手としての率直な想いとして「小説は楽しめれば(楽しんでもらえれば)媒体は何でもOK」といった心境です。

もっと言えば、紙の本は劣化したり紛失したりしますが、Kindle本はAmazonが続く限り無くなりませんしね。

Kindleで小説を読む5つのメリット

デメリットをお話しした後はメリットです。
Kindleを本格的に使い出してまだ日が浅い僕ですが、現在感じている利点を挙げておこうと思います。

メリットは5つございます。

1.欲しい小説を本屋で探すことが無くなる

最近はネットの情報も溢れており、ネットで知った本を探すことも少なくないと思います。
そんなとき、有名作家や新作ならともかく、まだメジャーでない作家の本や、少し前の作品となると本屋で探すのも一苦労です。

Kindleなら本屋に出向くこともなく、読みたくなったときすぐに購入可能です。

ひと昔前までは「欲しい本がKindle化されていない!」なんてこともザラでしたが、最近は大抵の作品がKindleで購入できますし、新作のKindle化も早い印象です。

Kindleは今後もますます活発になっていくでしょうし、それにつれて利便さも増していきそうです。

2.何冊でも持ち歩ける

当然ながら紙の本を持ち歩くには数に限界があります。

その点Kindleならほぼほぼ無制限に小説を持ち歩けるので便利です。

まあ小説をとっかえひっかえ読む人は少数ですから、メリットに感じない方もいると思いますが、いくつかの本を同時読みする人や、外出の機会が多い人にとっては大きなメリットといえるかもしれませんね。

3.目が疲れにくい

これは賛否あると思いますが、僕の体感では紙の本よりKindle端末の方が遙かに目が疲れません。(スマホで読む場合は別ですが)

おそらくですが、Kindleは片手で読めて姿勢良く読書できることと、紙の本と違って画面が平面なので変な眼の使い方せずに済むという二点が大きいと思います。

そもそもKindle端末は液晶画面ではなく、眼に悪いとされるブルーライトを発していないので眼が疲れる要素はありません。
加えて、自分の好みのサイズに文字を調整できるのでちゃんと設定していれば更に眼に優しいと言えそうです。

4.Kindleはマーカー機能が秀逸

Kindleのマーカー機能(正式名称は”ハイライト”)はかなり優秀です。

マークしておきたい文面を長押し&ドラッグで簡単に記録してくれます。
しかも記録した文はアカウントで共有されるので、後からスマホやパソコンのKindleアプリから確認することが可能です。

5.スマホと連動するので読書量が格段に増える

こちらは僕が感じている大きなメリットです。

Kindle端末で読んでいる小説のしおりはスマホのKindleアプリとも連動します。

なので普段はKindle端末で読書し、ちょっとしたスキマ時間や勤務先ではスマホで読むといった方法がかなり有益です。

これに関しては後ほど詳しくお話ししますね!

Kindleで小説を読むならやってほしい事柄3選

最後に僕がお勧めする、Kindleで小説を読む際に試して頂きたい事柄を3つ程ご紹介します。

1.興味を惹かれたらとりあえずマーカー

メリットでもお話ししたKindleのマーカー機能はぜひ活用して頂きたいです。

「小説にマーカー機能が必要?」と思う方もいらっしゃると思いますが、僕は声を大にして興味を惹かれた箇所をマークする読書をお勧めしたいです

というのも、人間は忘れる生き物なので、どうしたって読んだ小説の内容や、そのときの感想を忘れてしまいます。
せっかく読んだのですから、その読書体験を人生の資産にして欲しいです。

難しいことは考えず「気に入ったシーン」や「カッコイイと思ったセリフ」をマークしておくだけで、記憶に残る度合いは段違いです。
一度マークしておけば「あのキャラの感動的なセリフ、どんなだっけ?」といった感じで後から振り返ることもできます。

さらに、余裕があればマークした箇所に一言でも感想をメモしておくのもお勧めです。

過去に読んだ本を読み返したとき、
「昔読んだときはこんなふうに感じていたけど、あの頃とは見方も考え方も変わったなぁ」
という体験は読書家にとってあるあるだと思いますが、この感慨がより深くなること間違いなしです。

2.スマホのKindleアプリでも読む

Kindleで読書するならぜひスマホもご活用ください!

僕自身、最近はこの方法で読書していておりまして、格段に増読書量が増えました
スキマ時間で読める量もさることながら、常に読書に意識を向けられることが大きいです。

以前は休みの日にまとめて読書することが多かった僕ですが、自宅でのちょっとした時間や会社の休み時間にスマホで読むようになってから、先が気になってKindle端末を手に取る機会が増えました。
結果的に読書量が増えることに繋がっております。

スマホでのネットサーフィンに時間を費やしたりしていた頃と打って変わり、その時間で読書するようになって、大袈裟でなく生活の質が向上したように感じます。

スマホゲームをする時間が多かったり、無為に過ごすスキマ時間が結構あるという方はぜひスマホでの読書も試してみて下さいね。

3.必要なら『Kindle Unlimited』を利用する

最後に『Kindle Unlimited』をご紹介しておきます。

正直言うと、読書家全員に有益なサービスではないのですが、ハマる人にはかなりお得なサービスとなっています。

『Kindle Unlimited』は月額980円で、特定のKindle本が読み放題になるサービスです。
全ての本が読み放題になるわけではありませんが、かなり多くの本が定額で読み放題になります。
(ただし、対象となる本は日々入れ替わっているようなので「昨日まで読めた作品が読めなくなっている・・・」という事も起こり得ます。)

僕も最近は『Kindle Unlimited』で読書をしておりまして、以下の感想記事も『Kindle Unlimited』で読んだ小説を紹介しております。

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バカにならないくらい書籍代がかかっていた僕にとっては実に有り難いサービスです。笑

僕が『Kindle Unlimited』を利用する中で感じる「こんな人にこそ利用して欲しい」と感じるのは以下のような場合です。

[box class=”blue_box” title=”こんな人にお勧め!”]
  • 有名無名関係なく、とにかく雑多に読書したい人
    ↑いくら読んでも定額なので気兼ねなく試し読みできます。
  • 小説以外の自己啓発本なども読むという人
    自己啓発本は値が張りますがこちらも定額で読めます。レパートリーも結構豊富です。
  • 新たな小説との出会いや発掘を求めている人
    ↑ラノベに関して言えば「有名作品だけど1巻は定額内で読める」という場合があるので、有名作の1巻を読んでみて気に入ったら続きを購入といった方法が使えます。
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逆に「こんな人は登録不要」と思う項目は以下の通り。

[box class=”red_box” title=”こんな人は登録不要・・・”]
  • 好きな作家の小説しか読まない人
    ↑この場合は素直に単品で購入する方が確実です。
  • 本は長くじっくり読む派という人
    ↑月額制なので少なくとも月に1〜2冊は読まないとお得とは言えません。
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僕個人は色んな本を読んでいるのでかなり得している計算になります。
それに無料(実際は定額ですが。笑)の小説の中からお宝を探す工程も結構楽しかったりするものです。

『Kindle Unlimited』は初めて利用する方なら1ヶ月は無料で使えるので、気になる方はぜひお試しになってください。
(1ヶ月以内で解約すれば0円ですが、解約し忘れると2ヶ月目は自動的に980円引き落とされるのでご注意くださいね)

Kindle Unlimitedを試してみたい方は以下のリンクからどうぞ↓

Kindleで読書習慣が変わります

僕は自分の体験からしか語れませんが、Kindleで読書を始めてから質も量も格段に向上したように感じています。

もしこの記事を読んで「自分もKindleを試してみようかな・・・」という人が出てこれば嬉しいですし、有効活用して、より快適な読書生活を手に入れて頂ければ幸いです。

それではここまで読んで下さり、誠にありがとうございました!
当ブログでは今後もKindleを活用しつつ、おすすめの小説を随時紹介していきますので、機会があればまた足を運んで頂けると嬉しいです!

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