自作小説に表紙イラストや挿絵を依頼する方法をご紹介します。
無料、有料を含めて、実体験を踏まえた依頼方法をいくつか挙げるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
結論としては無料依頼よりも有料依頼するのが断然おすすめです。
(理由は記事内で述べますね!)
有料でハイクオリティなイラストや挿絵を依頼するには、『ココナラ』か『SKIMA』というサイトを利用します。
僕はどちらも実際に利用していますが、素晴らしいイラストレーターさんたちと安心して取り引きできるサイトと保証できます。
小説の表紙イラスト・挿絵を個人で依頼できる時代
ひと昔前まで、個人が自作小説に表紙イラストや挿絵を依頼するのは困難でした。
しかしネットが普及した現代では、プロになって書籍化したり、特殊なコネを使ったりする以外でも、実はハイクオリティな表紙や挿絵を描いて貰えるんですよね。
以下のイラストは僕が以前、自作小説に描いていただいたイラストの一部です。
いかがでしょうか?
素敵すぎるイラストですよね!
作家冥利に尽きる感動を味わえます……。
1枚目のイラストは、なんと5千円で描いていただいたものです。
言うまでもなく、このクオリティでは破格。
2枚目以降は背景にこだわっていただいたこともあり多少高額でしたが、微塵も後悔しない大満足のイラストです。
個人で依頼すること最大の魅力は、自分好みの絵柄を吟味できること!
当記事では、個人が小説の表紙イラストや挿絵を依頼する方法を、無料と有料それぞれご紹介しますので、興味のある方はお役立てくださいね。
”無料”で小説の表紙イラスト・挿絵を依頼する方法
冒頭で述べたように、個人的には有料でイラストを依頼することをおすすめします。
しかし、無料で依頼することも可能なので、予算繰りが難しいという方は試してみる価値ありです。
pixivやSNS等でいきなり依頼するのはNG
イラスト投稿サイト『pixiv』や、『ツイッター』『インスタ』といったSNSを利用すれば魅力的なイラストレーターさんに直接連絡を取ることも可能です。
だからといって、突然「自作小説にイラストを描いて下さい!」と連絡するのはやめましょう。
僕はイラストを描けませんが、普通に考えて相当な労力を必要とする作業ですよね?
いくらイラストレーターの皆さんが好きで描いているといっても、知り合いでもない人にいきなり無料依頼されては良い気がしないはずです。
ほぼ確実に断られてしまうでしょう。
僕個人としては、敬意を欠いた失礼な行為だとも思うので、こういったやり方はおすすめしません。
ツイッター上で小説の表紙イラスト・挿絵を募集する
直接依頼はおすすめできないので、考え方を変えて、無料でも描いてくれるイラストレーターさんをこちらから募集しましょう。
ツイッターを利用します。
イメージは以下の感じ。
(僕はこの方法を実践したことがないので、サンプルはtwitter上からお借りしました)
趣味で携帯小説を書いてるんですがキャラのイメージがイマイチ湧かなくて絵を描いてる方良ければイメージ像を伝えるので描いてくれませんか#イラスト募集
— 雌織「輝きを取り戻せ‼」 (@shiori_2027) April 11, 2017
以下のような例文でツイートするだけです。
募集文章の一例
自作小説に表紙イラストを描いて下さる方を募集しています。
小説リンク⇒(ここに小説投稿サイトのリンク)
無償での依頼で申し訳ありませんが、ご検討下さる方はリプかDMにてご連絡下さい!
#イラスト募集
あくまで例文ですので、詳細や語調は用途に合わせて変えてくださいね。
最後の「#イラスト募集」というのは、ツイッター上でのカテゴリーリンクのような扱いになるので、載せておくとイラストレーターさんの目に触れる確立が高くなります。
この方法の難点は、自分好みの作家さんと出会える確率が低いことと、そもそも応じて貰える可能性も低いということですね。
もし反応してくれる方がいた場合は、くれぐれも敬意と誠意を持ったやり取りをしてください。
親交を深めたイラストレーターさんに小説の表紙イラスト・挿絵を依頼する
これは難易度が高いですが、イラストレーターさんと信頼関係を築いた後でイラストをお願いしてみます。
僕は過去、仲良くなったイラストレーターさんお二人に、自作小説のイラストを無料で描いていただいたことがあります。
かなり昔のことで、現在は連絡が取れないので、ここに無断でイラストを載せることができず残念ですが、とても無料とは思えないクオリティのイラストです。
そのお二人のイラストレーターさんとは、小説とイラストどちらも投稿できるサイトで知り合いました。
描いて頂いた経緯としては・・・
お一人目のイラストレーターさんの場合
- 僕の小説に興味を持ってくれて、感想を下さった。
- 僕も相手のイラストに惚れて感想をお伝えしました。
- 相手の方から、イラストを描かせてもらえないかとご提案いただきました。
お二人目のイラストレーターさんの場合
- 僕が好きなイラストレーターさんで、何度か感想をお伝えしていました。
- そのイラストレーターさんがサイト上で「無料イラスト」を募集。
- 僕はすぐさま応募。
- 当然描いて欲しい作家は多くいましたが、懇意にしていたこともあり見事当選。僕の小説のキャラをイラストにしていただけました。
共通しているのは最初から「無料で描いて貰おう」という下心があったわけではないということです。
あくまで「貴方のファンです」という気持ちを伝えたり、作品の感想を述べたりするにとどめ、やり取りの中で、もし機会に恵まれたらお願いしてみようくらいの気持ちでいてください。
”有料”で小説の表紙イラスト・挿絵を依頼する方法
有料で依頼すれば、自分が求めている表紙イラストや挿絵を確実に描いて貰うことができます。
有料で依頼する場合、依頼を受け付けているイラストレーターさんに直接連絡を取るか、イラスト制作のサービスを仲介してくれるサイトを利用するかの2択になります。
取り引き時のトラブルや、支払時の安心を考慮すると、圧倒的に仲介サイトを利用するのがおすすめです。
この記事でご紹介したイラストも、すべて仲介サイトを利用して依頼したものです。
イラストレーターさんとのコミュニケーションも取りやすいですし、支払いもサイト経由なので安心して行うことができました。
小説の表紙イラストや挿絵を描いて貰うのであれば『SKIMA』か『ココナラ』が適しています。
どちらを選択するかは、単純に気に入ったイラストレーターさんがどちらにいるかでOKです。
サイト上の検索機能で「小説 イラスト」「キャラ イラスト」などのキーワードで検索して、好みのイラストレーターさんを探してみてください。
僕もそうでしたが、おそらく目移りしてしまって、選ぶまでにからなりの時間が必要になると思います。
ココナラで小説の表紙イラスト・挿絵を依頼する
『ココナラ』は以下のバナーからご覧になることができます。↓
『SKIMA』で小説の表紙イラスト・挿絵を依頼する
『SKIMA』は以下のバナーからご覧になることができます。↓
表紙イラストや挿絵で小説の世界を彩ろう!
自作小説に絵が付くというのは想像以上に感動的なものです。
ぜひ皆さんも、苦心して書いた小説の世界を、素敵なイラストにしてもらってみて下さい!
その際は、くれぐれもイラストレーターさんへのリスペクトを忘れないで下さいね。
念のため、最後にイラスト制作を依頼できるサイトへのリンクを貼っておきます。