ご観覧ありがとうございます。
葛史エンです。
プロの小説家を目指していて、目に付いた小説の書き方教本は片っ端から読んでいます。
これまで読んで来た数十冊の中から、個人的”決定書”を3冊。
さらに、良書と思ったものを”ジャンル別”にいくつかご紹介します。
超厳選・小説の書き方おすすめ本【決定本3選】

何度読んでも学びを得られる珠玉の3冊です。
小説の書き方”決定本”①『ベストセラー小説の書き方 』
ベストセラー作家・ディーン・R. クーンツ氏の著書。
作家としての心構え的な部分から実用的な理論まで、実績に裏付けられた、「売れる小説」を書くための指南書と言えます。
また、ディーン・R. クーンツ氏の顔がよく見えるのも特徴で、読み物としても十分に楽しめるはず。
日本で出版されたのは1996年と少し遡りますが、今なお色褪せることのない一冊です。
これは何度も繰り返し読んで欲しい。
小説の書き方”決定本”②『新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座 』
僕が最も尊敬する作家・冲方丁先生の著書。
・・・ということを差し引いても、極めて良書と断言できます。
これ以上は考えられないくらい超具体的な教本で、なんと冲方先生の実際のプロットが丸ごと載せられています。
「ライトノベルの書き方」と銘打ってはいますが、冲方先生はSFや時代小説も書いていることもあり(というか今はラノベを書いていない)、小説の書き方を本格的に学びたい方にもおすすめです。
以下の記事で詳しく書いているので、興味のある人はどうぞ!
小説の書き方”決定本”③『 キャラクターからつくる物語創作再入門』
キャラクターをどう成長させるかに主眼を置いて物語をつくる手法を、具体的に学べます。
順を追って分かりやすく解説してくれているため、読み終わった瞬間から実践可能な超・実用書。
ストーリーとキャラクターを別個で考えがちだった僕の固定概念を砕いてくれた大切な一冊です。
これは読まねば損です!
超厳選・小説の書き方おすすめ本【ジャンル別紹介】

個人的におすすめな良書をジャンル別にご紹介します。
小説の書き方おすすめ本「初心者にも分かりやすい」
「物語」のつくり方入門 7つのレッスン
”入門”、そして”レッスン”とタイトルにあるように、小説入門者に向けてレッスン形式で書かれています。
適度に知識を取り入れながら、質疑応答する形で徐々に物語を創作していけます。
優しく手を引かれる感覚で学べる一冊。
これから小説を書こうと思っている人はぜひご一読を。
小説の書き方おすすめ本「創作論」
「感情」から書く脚本術
読者の感情をいかに揺さぶるかに主眼を置いた、ありそうでなかった一冊です。
実存作品の実例を大量に挙げてくれていて、かなりリアリティを持って学ぶことができます。
ちなみに書籍の分厚さが異常で、まるで電話帳のようです。
人を惹きつける技術
魅力的なキャラをつくるための考え方や様々な型を学べる本です。
キャラ特化で学べます。
キャラがとりわけ重要になってくるライトノベルでの需要はかなり高め。
当然、小説創作全般でも通用します。
小説の書き方おすすめ本「文章力を底上げする」
センスをみがく文章上達事典
明確に伝えるための文章術。
文章を巧みに飾るためのレトリック技法。
更に文章を研くための方法。
入門者から、文章を極めたい人まで幅広く読める一冊です。
タイトル通り「辞典」なので、通して読まなくても気になった項目から読んでいくことも可能。
名作等からの引用も豊富で、とても勉強になります。
レトリック辞典
レトリック(巧みな言い回しをするための技法。修辞学)を網羅的かつ本格的に学びたいなら手元に置いておきたい辞典。
僕も買ったのですが、正直まだ全然読めていません。
ハードルは少々高いかもです。
自分も読めていないものをおすすめするのもどうかと悩んだのですが、極めて良書であることには間違いないので紹介だけしておきます。
「小説の書き方おすすめ本」は今後も更新予定です
僕は今も小説教本を読みあさっていますので、今後もおすすめできるものがあれば随時ご紹介していきますね!
”決定本”とまで呼べるものに、果たしてまた出会えるでしょうか・・・?
楽しみです。
皆さんも、気になった書き方本があれば、ぜひ読んでみて下さいね!
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僕はブログ以外にツイッターでも活動していて、書き方に関する知識も日々呟いているので、もしよろしければフォローお願い致します。
眺めているだけでも、勉強になったり新たな気付きに出会えるはず。
また、僕は「小説の感想サービス」も提供していますので、以下の記事もご覧になってみて下さい!
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